小説『月の離宮』の感想をお待ちしています

『月の離宮』を読んで頂いて本当にありがとうございます。

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小説『月の離宮』の感想をお待ちしています” に対する意見

  1. AKIRA

    月の離宮との出会いは、KENZOのギターの演奏・弾き語りに導かれて楽曲を、先に知った後に小説の事も知りました。音楽の作詞、作曲に続き小説とは、大変興味深くさせられたので、早速購入して読み始めたけれど、とても読みやすく、物語に誘われるようにあっと言う間に完読させらてしまいました。特に楽曲を聴いたせいか最後には、心悲しい結末が、待ってるのではと気になりながら読んでしまいました。

    主人公の涼介の誠実な人柄と紗奈の一途の思いが、素晴らしくて、僕には羨ましくも思える恋愛物語でしたね。
    読み終えてから楽曲を聴いてみて、小説と楽曲のコラボは、映画でも見たかの様な感じにさせられて、とても素晴らしかったです。

    またこれからも次の作品とか期待していますね。

    • KENZO

      AKIRAさん、小説のほうお読み頂きましてありがとうございます。
      次回作の事を時折耳にしますが、KENZOの音楽含め色々と応援していただき本当に感謝しています。
      また月日が経ち身体も完調になれば小説が書きたいものです。
      構想はあるのですが、、。
      何年先か分かりませんが、みなさんにお届けできればと。
      AKIRAさんも身体を大事にしてギターを楽しんで下さいね。
      またお会いしましょう〜。

  2. kiki

    3/26に読了しました。
    たくさん涙を流したため、疲れ切りました。
    そして子供の頃、「キャンディキャンディ」を観て抱いた感覚を思い出しました。
    ご存じですか?キャンディキャンディ。
    馬車、身分違いの恋、丘の上の王子様、アンソニーの落馬、そして死。
    数々の意地悪、本物の丘の上の王子様との出会い。

    私の父は、私が12歳の時に他界しました。まだまだ子供だった私は、混乱しもがき続け
    ました。そうして大人になり、ひと、それが家族であっても、少し距離をとって生きてきたように思います。それが自分をこれ以上傷つけない防衛策だと確信したからです。
    この小説を読んで、こんなにも人と関係し、影響し合う関係をやはり別世界と思っています。結果がどうあれ、こんなにも感情で溢れた世界観で生きるのは辛すぎます。この小説は、moonpowerが溢れた場所だから起こりえたことと理解します。

    そしてもしも私がこの舞台に登場するのなら、目立たないけれどちゃんと自分の仕事をしている李功瑛の妻でありたいと思いました。

    普段社会派小説しか読まない私にこの本を贈ってくださった、親愛なる友人に感謝し、こっそりKENZOさんのライブに行けたらいいなと思っています。ありがとうございました。

    • KENZO

      KIKIさん、小説を読んで頂きありがとうございます。
      感想の内容からその方の「人となり」がよく伺えます。

      別世界であると感じながら涙を流したとなると私にはあなたが「月の離宮」から
      それ程遠い所にいるとは思えません。
      美しい理想をしっかりと持った方なのでしょうね。

      家族を早くに失ってとありますが、私の友人は生まれてすぐに母親が亡くなりました。
      それでもその友人は家族もなく今も一人で強く生き抜いています。
      遠くから自分の人生を眺めては幸せになれません。
      あなたの人生はあなたが主役ですよ。
      ちなみにキャンディーキャンディーは存じ兼ねますが、小説や漫画のストーリーの中で
      イジメや妬みをネタに小説を書くような事は僕はしませんでした。
      そういったバチが当たる的な単純なものだとか、悪はいつか滅びるようなモノを
      書くのであればそれは私の役目では無いと思っていますからね。

      傷つく事を恐れず生きていく事が大切で、それがこの小説の強さを生んでいるのです。
      目を逸らさず向き合えば答えが見えてくるとそう信じて僕は生きています。
      最も大切な事は美しいもののことでは無く美しくなろうとする気持ち、
      金メダルが凄いのではなく金メダルを目指すところに人は魅了されるのです。
      「月の離宮」はそんな、おとぎ話なのかもしれません。

      こっそりなんて言わず堂々とライブに遊びに来て下さい。
      そして話せる機会があればまたお話しましょう。

  3. 創真

    はじめまして。小説を読みました。

    自分はまだ高校生なので、人生経験が少なくて愛というものがあまり実感出来ないのかもしれません。

    僕は小さい頃に父親と離れてしまいました。大人の男の人が身近にいなかったので、自分の中で父親という存在がわからないままです。鉄信と涼介が将棋をやる場面を読んで、これが父親なのかなと思いました。この小説の中でそれぞれの父親に色々な形の愛情があり、それが少し理解できたような気がします。

    最後の2行を読んで、何故か波子さんと僕の母親が重なりました。

    登場人物の女性で好きになるなら京嘩さんです、カッコイイと思いました。

    今の自分にはまだ大人の世界はよくわからないけど、10年後・20年後に人を愛するようになった自分がこの小説を読んだら、家族を持った時に読んだら、自分の子供が成長した時に読んだら、今回感じたのとは全く違う気持ちで読めると思います。

    • KENZO

      創真さん、小説を読んでくれてありがとう。
      現代の高校生には私の作るストーリーは少し刺激が少なかったかもしれませんね。
      でも小さい頃に父親と離れたからこそ愛というカタチの無いものに敏感だったと思います。
      いつか貴方が父親になったら、鉄信のように自分に厳しく人に優しくなって下さい。
      必ずそうすれば愛が生まれますので、、、。
      人だけでは無く使う物や季節の移り変わりにも愛を感じるようになりたいものです。
      少しでも理解できたなら、また理解しようとしたなら高校生にして貴方はすでに立派な愛と信念の持ち主ですね。
      本当に読んでくれてありがとう。

  4. ミカ

    小説「月の離宮」読ませて頂きました。
    涼介さんと紗奈さんの 離れていても心の中で愛し続ける強さに共感しました。
    紗奈さんが涼介さんの幸せを願い、自ずから船に乗り大阪へ行ってしまった時には 嗚咽に近い涙で、この先が読めない!と一度は本を閉じてしまいました。
    改めて本を開き、その後は引き摺り込まれる読みました。
    出来る事なら 波子さんが涼介さんの実の母親であって欲しい!と願いながら…

    私は卓さんの自分を顧みず、人の為に尽くす姿に感動をしました。
    登場人物全ての方が それぞれに優しく 愛情に溢れていて、読み終えた時には 穏やかで幸せな気持ちになりました(^^)

    そして、著者の方の心の綺麗さに触れた気がします。
    こんな素敵な小説を書いて下さった野呂さん、 そして この本を下さった方に感謝の気持ちでいっぱいです!
    ありがとうございましたm(._.)m

    • KENZO

      KENZOです。
      小説のほう読破していただきありがとうございます。
      最近読まれた年配の男性の方もミカさんと同じような感想を抱いて泣いていました。
      この小説を読んで泣かれる方がいますが、その方達は純粋な愛を求めている、またはそれを知っている方なのかと思います。
      そして現在、幸せに暮らしている方だと信じています。
      この小説を書いた私自身の心が綺麗だと思われると胸が痛みますが、その言葉に感謝しています。
      ありがとうございました。

  5. TAKA

    25歳社会人3年目の独り身です。
    今回紹介されて拝見させていただいたのですが、読み終わった際に穏やかな気持ちになりました。何故か考えた時にこの作品には悪役がいなく、登場人物全ての人に思いやりの気持ちが見受けられたからだと感じました。

    社会人になってやっと両親への感謝の気持ちが湧いてくるようになり、双方の両親の気持ちを考えて読んでいました。やはりどちらの親も(波子さんも然り)最後には子供の幸せを1番に考えており、自分の今後や両親への親孝行などを考えさせられました。出来るうちに自分なりの親孝行をしようと思いました。

    • KENZO

      小説を読んで頂きありがとうございます。
      私の父は去年他界しましたが本当に偉大な父でした、残念ながらそれに気付いたのは
      私が37歳ににもなった時でした。
      TAKAさんはもっと早くその事に気付くかもしれませんね。
      でもそれは一冊の本からではなく、両親との会話から生まれるでしょう。
      それを感じる感受性の工具をこの小説から拾って頂けたら幸せです。
      家族、友人、恋人、大切にするとはどういう事か貴方ならもうわかるはずですね。
      先の人生まだまだ長いと思いますが、お仕事含め健康に過ごす事を祈っています。

  6. たけちゃん

    数ある楽曲の中で台湾との出会いからか2010年の「月の離宮」が生んだ多くの人との新たな幸福な出会い。

     妖艶な満月の京都が駆り立てた創造への心の揺さぶり・生きる力は、落馬による音を失った恐怖と命への畏敬を生み出しながらも、誰もが通る肉親との別れを経て、自ら生きた証しの継続に対する思いと人の親でありたい決心それらすべてを、透き通る言葉と旋律で貴方にそしてこの世に生み出したのではないでしょうか。
     チスジとは魂のつながり「系・ちすじ」をも指します。肉体だけが血筋ではないのです。
     
     貴殿のこの調べと譜面が貴殿の魂の分身であり、その後を継いで行くのです。
    子の出来不出来は親の良し悪しに同じく、これからの作品も貴殿の後ろ姿をみて育って羽ばたいていくことでしょう。
    ~~~~~       ~~~~~         ~~~~~

     涼介が出会った東京に住んでいた時とは違う自分、
     講堂で感じた自分が人のために向き合って働いているような感覚、
     遠くに見えるのに近くにありながら、言葉をかけてはくれない「月」、
     恩師の言葉にある本物の強さと才能、
     人の心をいたずらに狂わす噂、
     雀は鳳凰の世界では生きてはいけない、
     離宮と同じくらいの運命の舞台・愛宕山、
     親をも裏切る紗奈の覚悟(この小説で唯一のファンジー・poisonの入手場面~あとひと捻りが欲しい!)、
     縁という、全ては宿命が司るように繋がっている「熊よけラッパ」、
     人の努力や技量とは異なる、人の未来によくも悪しくも影響を与える人との出会い・縁、
     敏江と涼介二人の気持ちを読み違えても勝ちではないことを悟る父鉄信、
     トマ・ピケティを思い出させた(?)涼介経済持論(多くの人々の幸福追求)、
     欲しいものを手にするのにも餌がいる、とは・・・?
     男のけじめと女敏江の覚悟、
     天命、宿命と使命、
     小杉雅俊の影はこの小説では役不足の登場!
     宿命と縁、
     涼介が過去の自分と重なった、と宗之に感づかれた鉄信、
     ・・・
               ~~~~~       ~~~~~         ~~~~~
     
     私事ですが、かつてのカチューシャの「復活」は、私の心を急かして頁をめくらせこの私を夜のしじまへと入り込ませたものでしたが、貴殿の紗奈と涼介は私にこの頁、次の頁へと指を運ぶ覚悟を深く強く求めその指を引き止めたのです。小説ごとき読み物にこれほどまでにその場に居合わす心の強さを求められたことはありませんでした。
    「月に離宮」の二人ですらその場から逃げたかったであろうと同じく、今こうして読む私も出来ることなら何度この場から目を逸らしてしまいたい、と思ったことでしょう。故に、本を幾度となく閉じてしまったのです。
     とは言え、この年(とし)シテまで校正、推敲された男女の売り物小説ごときは読まぬ自分ではあるのですが、他でもない拙い私ごときの音楽で袖触れ合った賢三氏の処女作、それも異端の文芸界デビューとあれば買わぬわけにはいかず読まないわけにはいかぬ、との思いで読み始めて三日もかからなかったのです。

     行間でのワイプ、フリップを読み解くのに何か所か立ち止まりましたが、賢三氏の生業でもあるまい、初版本でもある、いつもの琴線に触れる音の調べと同じ色彩と決して押し付けにならない言葉の運びが優しく読む者を包んでくれた秀逸でありました、ヨ!

    • KENZO

      最も今まで頂いた感想の中で長いもので驚いています。
      あっ自分が感想言ってる、、、。(あれれ、、)
      実はこの小説は最初原作だけの予定でした。当時、東京でNHKの脚本をされていた
      東さんという女性に脚本をお願いし相談にのって頂いたことがありました。
      会談途中、彼女は笑顔で私に言いました。
      「自分の感じたまま自分の言葉で脚本をつけてみたらどうかしら、
      それが一番後悔しないものになるから、、、」
      そう告げられました。
      自宅に戻ってきた私は、頭に映像を浮かばせ脚本をつけたものでした。
      曲や詞を書いてきた私でしたがセリフというものは、まさに未知の世界でした。
      多重人格になりながら身体に蕁麻疹を患いながら書き綴ったものです。

      今思うと小説を作る楽しさと苦しみは五分と五分だったそんな気がします。
      「輪帰天鐘、、」李功瑛の言った言葉、自分の叩いた鐘の音は必ず自分の元に戻って来る、、、。
      人生がもしそうなら人の為に自分のできる事を何か見つけてするべきだと思い知らされます。
      生きていて思うのです、人は逸脱するもの、、、
      でも人は必ず誠実という名の元へ帰ってくるものだと信じています。
      皆さんの小説の感想がそれぞれの読まれた方々の良心の正解であり、私の喜びでもあります。

      本当に読破、また感想のために長い時間を割いて下さいまして誠にありがとうございました。

  7. エルアの葉

    初めてこの小説を手に取った時、タイトルに惹かれたものの読めるかなぁと心配になりましたが、あっと言う間に読めた作品でした。

    登場人物の方々が純粋に他人を想う気持ちに胸が熱くなりました。
    しかし何故涼介さんも紗奈さんも病気にかかったのかというところを考えてみると、
    これは予測の範囲でしかないのですが、改めて自分の人生と照らし合わせて考えさせられる作品でもあるなぁと感じます。

    素敵な作品をありがとうございました。
    また楽曲もあるとこのサイトで知ったので聞いてみようかと思います。

    • KENZO

      今は平和な時代とはいえ家族、恋人、友人、あらため相手の病や悩みを聞かされ驚く事も
      少なくありません。
      それを知って初めて相手の事を大切に思う時があります。
      後悔する事はありませんが「もっとこうすしてあげれば、、ああしておけば、、、」
      などと思ってしまうもの。
      過ぎた時の中の自分を責めず、人に優しくできる強さを抱いてほしい、、
      そんな思いを描いた作品なのです。
      読破して頂き少しでも貴方の人生のお役に立てたのなら、この本を書いて良かったと
      確信に近づき至るところです。
      貴重なご感想を頂きまして、ありがとうございます。

  8. 翡翠

    月の離宮、初めてこの言葉を聞いたのは、名古屋のライブバー。

    KENZOの歌うその曲はきれいな曲だな、と聞いていたがその時は歌詞を聞いてもあまりピンと来ていなかった。

    その時のMCで彼が同名の小説を書いていると聞いて、それはとても興味深いと思っていた。

    そして手にした小説は600ページに迫ろうかという長編。彼と会って話す中で小説は文字の縛りがないから書くのがすごく楽しいと言っていたことを思い出した。

    そして開いた本の中にはいろんな形の愛が込められている。そして登場する人物すべてが自分の価値観に正直に生きている。

    人は、、、いや自分は何かというと自分以外のもののせいにしがち、そうではなく自分はどう在るか、という事がどれだけ大切な事なのかを再認識させられた。

    そんな中でも卓の単純というか物事の裏など考えないストレートな性格にとても共感を覚えます。

    今、月の離宮の曲を聴きながらこれを書いている。数分という縛りの中に凝縮された言葉の意味を知り以前聞いた時とは比べ物にならないくらい曲に入り込んでしまった。

    またライブで月の離宮を聞くたびにいろいろなことに思いを馳せることだろう、それが楽しみだ。

    • KENZO

      いつもライブではお世話になります。
      卓さん、、この登場人物は僕の中で裏主役だと思っていますが、実はこの名前
      私の一番上の兄の名前から付けました。
      小さい頃亡くなってしまいましたが、その長兄が本を書く私や涼介、紗奈を最後まで
      見守っていてくれたような気がします。
      本の中で親族ではない涼介と紗奈を卓さんは最後までずっと見守りました。
      ですから私は天国にいる兄に見守られていると信じています。
      人に奉仕する、ではなく奉仕させてもらって人として大きくなってこれた、そんな思いです。
      ココロ温まる丁寧な感想ありがとうございます。

  9. ヒロミ

    読み終えて まず悪役なしで良く、これだけのロングストーリーを描けた事に驚かされました。作者を知ってる僕としては、あくまでも人間をキレイに表現してる辺りは彼らしいなー!等と思いながら内容に引き込まれ3日間、激読しました。ヤー!お守りの中に毒薬が2粒入ってた時は、この本の結末が ぼんやり見えた気がしたけど見事に裏切られちゃった!ここに持ってきたか~!です。随所の心の表現!お見事!読み終えて 改めて楽曲 [月の離宮]を聴いたら背中がゾクゾクしたよッ(^^♪ 少し風邪もひいてるけど(-_-;) 楽曲は紗奈からの手紙!シビレタ~!! いつか映画化されること離宮の空から祈ってるよ~(^_-)-☆

    • KENZO

      ヒロミさんありがとう。
      歌を含め、いつも暖かく応援して頂いて
      心から感謝しております。
      またお会いした時にヒロミさんの思う事あれば教えて頂きたいと思います。
      気持ちのある感想の投稿、ありがとうございました。

  10. terasachi

    riekoさんから紹介を受け、「月の離宮」が手元に届きました。
    初めは、ページの多さに驚き、時代設定や京ことばに馴染みがなく、読み進めるのが困難かと思われました。しかしそれもつかの間のこと。やがて作品に引き込まれ、一気に読むことができました。

    女性なら、紗奈さんのように心惹かれた人に愛されたい、愛し続けたいと願うことでしょう。でも家柄や身分などで結ばれることは難しいとなっても、相手の幸せを願い続けることができるのでしょうか?
    京嘩さんも然り。心の中に他の女性の面影を抱き続けていると知っても、涼介さんと結ばれることを願っています。
    この2人の女性はなんて純粋な心根なんだろうと感動しました。
    昼ドラならお金持ちのご令嬢は嫌味な設定なのが定番ですよね(笑)
    私は京嘩さんの育ちの良さ、性格の良さに魅かれました。
    愛する涼介さんの心にいる紗奈さんを蹴落とすこともなく、そればかりか患った目が回復することを願い、二人が再び会えることすら願っている。涼介さんの幸せが自分の幸せと信じ、ただ一緒にいられるだけでいいと。しかし、ただ優しいだけではなく強い女性でもあります。病状が悪化した涼介さんのところへその身一つで駆けつけて、「残りの時間を一緒に過ごしたい」と懇願するところには、凛とした強さを感じました。

    紗奈さんと涼介さんを取り巻くすべての人たちが、相手を大切に思いやることができる優しい人たちばかりでした。皆が相手の幸せを願い(特に親が子を思う気持ちは特別です)、尽力する。とても美しい物語だと感動しました。この美しさは登場人物だけではなく、随所に散りばめられた「月」の白々した美しさを想像することでも表現されていると思います。

    普段は好きな作家さんのミステリー小説をよく読んでいますが、「月の離宮」は今までで一番無垢な愛のお話で、「美しかった」と思える小説でした。
    曲も聴かせてもらいました。ギターの弾き語りと歌詞がこの小説にマッチして、切なくて素敵な曲ですね。
    涼介さんが亡くなった後の紗奈さんと京嘩さんの人生に思いをはせています・・・

    • KENZO

      Terasachiさん、はじめまして「月の離宮」の著者KENZOです。
      まずは丁寧な言葉で大変貴重な感想に感激しています。

      今思うとストーリーを書いていた頃の自分と、出版させて頂き世に出た後の自分では
      これほどまでに心境が変わるとは思っていませんでした。
      それは少しづつ皆さんの感想を聞かさせて頂く度に、その人の愛に対する考えや深さが
      敏感に又、直に心の中に熱く伝わってきたからです。
      読まれた方の「人となり」も少なからず垣間見えますし、内容を重きに感じられた方は
      深い愛情を持っている心豊かな読者であると信じています。

      色々な登場する人物の中で斉神京嘩に関心を頂いたと存じ改めて小説の横幅を知ることができ
      自作ながら大変嬉しく思いました。
      そこには読まれた方の共感を持つ登場人物が一人になってしまう作品は避けたかったという
      気持ちがあったからです。
      又、頂きました感想にもありましたように、人を蹴落としたり、虐めたり、、
      そのような内容で書く事を避け書いてきたつもりです。
      確かに人の出来事や不幸に悪戯に興味を持ってしまうのが人間ですが、
      もし性根の悪い人間は罰を背負う的な内容ならもう少し簡単に書けたのではと思います。

      それぞれが背負う人生の上に乗っかている運命だけでも人は十分不幸であり、
      幸せであると思っています。
      そしてココロの中にある幸せの価値観はそれぞれ違っても人を愛する気持ちが
      一番尊いものであって欲しい、そんな切なる思いです。
      長くなりましたが素晴らしい感想の意に心より感謝しお礼の挨拶とさせて頂きます。
      本当にありがとうございました。

  11. 桂橋

    友人の勧めによって小説を購入させて頂きました。

    多くの登場人物全てに共感をしました。
    全員、自分の事は考えていません。二の次です。
    人のために命を使っている。そんな優しい心や姿が自然に入ってきました。
    そして 最終的には、沙奈さんの生き方から学ぶ事が多かったです。
    欲が少なく 現実を受けとめる強さを持っている女性。多くの人から愛させれてます。
    そんな生き方をしたいと本当に学びました。
    私自身 これまでに自分の事を置いておくような選択は出来ず、自分優先。
    自身の都合で物事を受け止めて行動していました。そんな自分と照らし合わせながら
    読ませて頂き、心が豊かに、優しくなれた気がします。
    親が子に抱く 自己犠牲的な愛を 他人様に感じていきたいと思いました。

    印象に残った場面は、544ページ以降 強烈でした。
    沙奈さんと由子さんのやり取り。
    548ページの卓さんの言葉、耐えれませんでした。
    初めて 小説を読んで涙が流れてきました。目が熱い 瞼がずッと熱くなるのを
    体感しました。
    読み終えた時 ティッシュが山済みになっていて こんなにティッシュを使ったの?!?
    と少し笑えました。

    最後に、 この小説に心動かされ、勇気を頂きました。
    自分の選んだ道を大切にしよう。自分の心に嘘を付くのはやめようって、、、

    より多くの人たちがこの小説に縁があるといいな〜と感じてます。
    この小説を執筆なされたKENZOさん 素敵な小説をありがとうございました。
    新しい年の始まりに このような感動が出来て 大変 幸せです。

    • KENZO

      桂橋さん、こんにちはKENZOです。
      とても読んでいて今後の私にとても励みになる感想に感謝します。
      この小説によってこれまでの人生経験や体験がオーバーラップして楽しんで
      頂ければ想像力豊かな読者様であり、又現在は誰かに愛されて幸せな暮らしを
      されてるのではないでしょうか。
      生きていくのは運や人のせいにしたくなくても、それ自体難しい事ですから、
      そんな時この本に出てくる、「共感する登場人物」になって月からのエネルギーを
      幸福に変換し幸せになってほしいものです。
      月は空に一つだけ、どんな人にもたった一つしか存在しないのですから、
      やはり人のココロの中は平等という事でしょうか、、、。
      深い思いに浸かる今日です。
      丁寧で具体的な素晴らしい感想、本当にありがとう。
      涼介も月見台から喜んでいると思います。

  12. hiyoko

    最初にこの小説を手にした時は、その分厚さにビックリしました。
    でも、読んでいくうちにそのページ数の多さは全く気にならなくなって一気に読んでしまいました。

    私が共感した登場人物は、紗奈のお母さんの ”かなえさん” です。
    同じ年頃の娘を持つかなえさんの気持ちが伝わって、泣けました。

    どの方もとても “心のある”方ばかり。小説の時代よりもずっと今の世の中は便利だけど、何か忘れている気がしてきました。
    その自分の中の忘れ物を見つけるために ・・・・ もう一度読み直してみようと思います。

    曲も何度も聴いています、読み終わってから聴いたら色々な気持ちが交錯しますね・・・

    • KENZO

      ヒヨコさん、初めましてKENZOです。
      小説「月の離宮」読破して頂きありがとうございました。
      ヒヨコさんの人生経験に共感していたのなら著者として嬉しく思います。
      人生の深さを再認識したような重き感想を頂きましてありがとうございました。
      苦労しても出版した甲斐があったと今、痛感しております。
      是非またライブでお会いしましょうね。

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