1979年 初めてギターを持って歌った年。

スーパーアダマスが僕はどうしても好きだ。
弾きやすくて、綺麗で、このギターにしか無い唯一無二の存在。
青、赤、ベージュ、黒、ブラウン、5色のその中で僕はベージュが一番好きだ。

きっとギタリストなら憧れていたギターがあるだろう。
そしてそれを抱いた時、目を開けて見るべきギターを僕は瞳を閉じ感極まってしまった。
このアダマスを手にするのにはあまりにも遠かったからなのか、、、、。
35年は一瞬のようで永く、時の流れは瞬きする瞬間のように駆け抜けていった。

その時間を止めて僕は音のない闇の中でアダマスと会話した。

暫くしてそっと弦を弾いた、揺れた弦はネックを伝わりヘッドへと音が走るとボディーに帰ってきた。
丸いラウンドボディーに吸い込んだ音は、穴の空いた葉っぱの間から放射線状に外へと散らばっていった。

「どうか、僕の人生と最後まで付き合ってくれ、、、。」
楽器や人との間にある「縁」という言葉の意味が僕のカラダに沁みわたる、、
そんな新春のSTUDIO INだった。