小説『月の離宮』を読んで、実際に桂離宮を見てみたいと思った方もいると思います。

参観をするにあたっては桂離宮に行きたいをお読みください
予約時刻の30分前から受付が始まります。受付を済ませたら、待合室で待ちます。
待合室では参観開始時刻の少し前から映像が流れていました。
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『表門と御幸門』

さて、まずは御幸門をくぐって、表門が見えるところまで進みます。
この写真は桂離宮の正門にあたる表門です。表門は特別な場合に使われ、普段は使われることは無いそうです。
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御幸門です、奥に表門が見えます。御幸門の柱はアベマキという木で作られているそうです。
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御幸門の脇にある石。御輿を置いた場所だそうです。
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御幸門から伸びているのが御幸道。
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『外腰掛と蘇鉄山』

外腰掛に進みます。外腰掛は松琴亭の待合として作られたものだそうです。 三方吹き放し 向かって左には砂雪隠があります。
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外腰掛に腰をおろして見えるのは、薩摩島津家より献上されたと伝えられる蘇鉄が植わる蘇鉄山です。桂離宮の中でも少し異彩を放つ空間のように感じます。写真は冬なので防寒のためコモが巻かれています。
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蘇鉄山の前の敷石は行の敷石という名前だそうです。真っ直ぐですよね。桂離宮にはこのような真っ直ぐの敷石が全部で3箇所あるということでした。
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松琴亭に向かう途中に天の橋立と呼ばれる場所があります。
手前の石が州浜と呼ばれ、州浜の先に石灯籠があります。
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『松琴亭』

桂離宮には4つの茶室があります。松琴亭、ここは主に冬の季節に使われたそうです。
こちらは一の間。写真中央の石炉は囲炉裏。上の棚に料理を入れると冷めにくいという、冬の茶室として考えられた造り。
左に見える青い市松模様。市松模様と言えば、小説『月の離宮』の表紙も市松模様になっています。
この市松模様は越前奉書が使われているそうです。(昭和より前の時代には加賀奉書が使われていたそうです)
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一の間を別角度から。
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一の間の正面北側の土廂の中央にあるのは、『竈土構 くどがまえ』があります。
竃と炉と小さい二重の三角棚の付いた水屋があり 竃土構越しに庭園や天の橋立を眺めます。

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一の間からの眺め桂離宮は回遊式の庭園なので、どこから見ても楽しめる。
池の水は昔は桂川の水だったそうですが、今は地下水ですとの説明がありました。
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こちらは松琴亭の二の間。お付の人が使うところだそうです。三の間の写真がありませんが、そちらは少人数の時に使うそうです。
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『賞花亭』

賞花亭です、こちらのお茶室は春に使われるそうです。峠の茶屋とも呼ばれていたそうです。
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『園林堂』

おんりんどう。昔は仏像があったそうですが、今は何も入っていないそうです。
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『笑意軒』

夏限定のお茶室。

「泣きたくなるほど美しい印象だ」
ドイツの建築家ブルーノ・タウト(1880-1939)が桂離宮を絶賛した言葉です。
ブルーノ・タウトは桂離宮の美しさを「簡素さ」の中に見出しました。
簡素でありながらも,斬新な意匠を盛り込み,細部にまで創意を凝らした建築物と庭園。

そんな桂離宮に実際に参観に行かれてみてはいかがでしょうか?
そこに白石涼介を感じる事が出来るかもしれません。