実は僕、KENZOはニット帽やマフラーが大好きな作家である。
最近はスリム化でスーツにマフラーやストールを巻き、少々寒くてもこれで決め込む若者やナイスミドルを良く街で見かけるようになった。
本来ならばよく着るウエアーに対しマフラーのカラーやデザインを後選びするのが基本だがここでは逆にマフラー選びからウエアーを着こなしていく、、。
そんな事があっても良いのではないだろうか。

手にした素材は今や人気素材のアルパカ100%。
3枚のマフラーともう一つはネックウォーマー。
それらは目の詰まったも織物から「ほぐし編み」「ヘリンボーン編み」のような実に手の凝った個性豊かなラインナップた。
とかく肌に直接触れるマフラーやストールは指で撫でてツルツルしたような感触に気を奪われがち。
よくあるカシミヤやウール100%も定番で良いのだが実際の現場では密度が濃すぎてルームインした時に首元が暑いのか襟から直ぐに
外してしまうのをお店などで見かける。
もちろん自分もその一人。

さてこの製品は毛質が最も良いベビーアルパカを使用しているのもさることながら、手織りで編み込んだものだけに暖かいだけでなく通気性がとても良い。
お店などでもマフラーは外さなくてもいいほど、自然に首を回りを優しく保温してくれるのだ。
つまり寒ければ強めに巻き暑ければ優しく首に巻く、、着けたままでいられる嬉しいアイテムだ。
しかし、これがウールやカシミアでは保温性が高すぎて見栄え含め暑苦しくなってしまう。
近年では周辺環境が当然のようにエアコンやヒーター常設で快適な空間が多い中、機能とファッション性をリンクした製品といえるだろう。

さて色とデザインの紹介だが、オレンジ。それとヘリンボーン柄のグリーン。
ブルーのtwo-tone 。そしてライトグレイのねネックウォーマー兼ニット帽となる

まずはオレンジのカラーが映えるマフラーだが実際に手にすると写真より鮮やかな
色合いでありながら嫌味がなく夕陽を感じさせるいかにも暖かかそうな色。
アルパカの毛糸は厳密にいうと25種類もの色があるのだが白いものは絶滅の危機とか。
オレンジに仕上げるには色の明るい糸を使用しているところも商品としての価値をあげているだろう
通気性が良いから、したままのティータイムとなるのだが一緒に同席している相手も見ていて暖かいのでは。
コートの下に決めて挿しを見せるもいいし、スプリングであれば、ちょっと街へお出かけの時には反対色のセーターやシャツで着るも鮮やかに映るだろう。
このマフラー、画像でお見せできないのが残念だが細かいスクエアな編み目で和チックにもイタリアンにも見えるから不思議だ。
きっとその時々のウエアーで変化が楽しめるマフラーだと思う。
麻であれば肌触りもごわごわとしてしまうが、それはなく手で持つと少しざらつき感を残しながらも巻いてみると実に軽くて心地良い。
まさに上級者向きマフラーである。

グリーンのヘリボーンはとてもシュールで落ち着いた感じを出すのにいい。高山のロッジで暖炉を前にワインを片手に、、のような。
これは高級ベビーアルパカ仕様で目も詰まっていることもあって暖かいの一言。
コートに偲ばせるもよし、オープンターンで巻くもよし。
そこで大事なのは靴の色になってくる。
グリーンときたらダークブラウンの革靴で決めたい、
たまに同色を服の中でやる事があるがグリーンのヘリンボーンが美しく首回りを演出してくれるのでウエアは地味にしてグリーンカラーは首元だけ。
やはり靴とマフラーが決め手となるファッションセンスの高い物。
ミドルからグランドまで幅広い年齢層で使えるシックなマフラーだ。

次はブルーのtwo-tone、今回の中で個人的に一番好きな色。
普段から紺色好きなのでお気に入りとなったがストライプ柄がよく見かけるが、これはワイドなツートンカラーでとても綺麗なトーン&トーンだ。
明るいブルーとライトブルーのどちらをベースで見せるかで下の服も楽しめる。
ズバリ飽きのこないスタンダードな感じで素材も程良い編み込みでまさにどストライク、誰にプレゼントしても喜ばれる一品だろう。

最後はシーンフリーのライトグレーのネックウォーマーだ
編み込みは少し粗めだがベビーアルパカ製で決して雑な作りではない良い作品だ
紐を引っ張るとニット帽に変わる二度美味しい作りになっているがキャップとして是非ともライトスーツかジャケットに決めてほしい。
大抵はキリッとしたジャケットにアタックが強めのジーンズを履いてカジュアルダウンが好きな僕だがこれはどっちもイケるだろう。
紐先には手の込んだマスコットも付いていて可愛いもので、よく見なければわからないブランドブラインドを思わせるカッコいいもの。
素材はベビーアルパカで伸縮性も良く暖かくて柔らかい、それでいてこれも通気がいい。
ニット帽好きな僕はこれにもつい手を出してしまう上質なモノ。

いかがだったろうか、以前お友達の「村上清一」とはファッションの話をする機会があったが、はあ村上?(この人は東京を中心にアパレル界で活躍した重鎮でONWARDの社長やキクチタケオとも友人を持つ人物だが、あるパーティーで知り合えたことからお付き合いさせてもらっている。因みに今は現役引退した会長さま)
この方のおかげで僕もファッションに興味を持つようになった。
でも今回のマフラーを触って巻いてみて感じたことはブランドファッションをどこかに置いて本物に触れてみるのもいいかもしれないということ。
品質重視にあるKENZO厳選のマフラー談義とはつまりは「暖着」そういうことである。
皆様、お試しあれ。

このストールはAutenticoで購入することが可能です